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  • @ /note/bash/post-BackupVolume
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Post: Nekoformi
Date: 2024/02

Backup Volume

何度も同じ環境を構築する場合や機材の大事に備える場合は、ストレージのバックアップを推奨します。

準備

  1. DVDやUSBメモリーを用いてライブ起動するストレージを作成します。
    1. Linuxディストリビューションのイメージファイルをダウンロードします。特に拘りがなければUbuntuDebianといったメジャーなLinuxディストリビューションを選択しましょう。
    2. ストレージを起動可能にするソフトウェア(例えばbalenaEtcherRufus等)を利用してストレージにイメージファイルを書き込みます。
    3. 対象のコンピューターを起動します。その際に、BIOSやUEFIから起動デバイスの選択、あるいは変更を行います。
    4. ライブ起動を選択してLinuxを立ち上げます。
    • 起動に失敗する場合は、異なるLinuxディストリビューションやバージョンを使用することで成功するかもしれません。
  2. インターネットに接続します。
  3. ターミナルを起動して必要なパッケージを入手します。
    • GParted:ボリュームを視覚的に編集します。
    • Parallel G-Zip:マルチコア(並列処理)でファイルの圧縮や解凍を行います。
    • Pipe Viewer:パイプに流れるデータの状況を表示します。
Bash
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1:
2:
3:
$ sudo apt -y install gparted $ sudo apt -y install pigz $ sudo apt -y install pv

バックアップ

  1. lsblkコマンドでデバイスの一覧を表示します。ここで、バックアップ元とバックアップ先を確認します。
  2. 必要に応じてGPartedでパーティションテーブルの作成を行います。
  3. 以下のコマンドでボリュームのバックアップを行います。
    • 文字列に空白( )が含まれる場合は空白をエスケープ(\ )するか、引用符(")で囲む必要があります。
    • パスやバッファリングサイズ、オプションは場合に応じて変更してください。
    • 時間を短縮する(演算よりも入出力に時間が掛かる)ため、ddコマンドで取得したボリュームのデータを圧縮してからファイルへ出力します。
Bash
+
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1:
$ sudo dd if=/dev/nvme0n1 bs=16M | pv | pigz > "/media/${USER}/Backup Volume/nvme0n1.gz"

バックダウン

  1. lsblkコマンドでデバイスの一覧を表示します。ここで、バックダウン元とバックダウン先を確認します。
  2. 必要に応じてGPartedでパーティションテーブルの作成を行います。
  3. 以下のコマンドでボリュームのバックダウンを行います。
    • 時間を短縮する(演算よりも入出力に時間が掛かる)ため、unpigzコマンドでファイルを展開してからボリュームにデータを出力します。
Bash
+
#
1:
$ unpigz -c < "/media/${USER}/Backup Volume/nvme0n1.gz" | pv | sudo dd of=/dev/nvme0n1 bs=16M